はやひ

イノセント・ガーデンのはやひのネタバレレビュー・内容・結末

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

評1.8/2.5
好1.8/2.5

主演3人の圧倒的演技力に支えられた抽象的な映画。髪を梳くシーンはよかったが、、さほど目新しい表現もなく、やっぱ耽美的表現においてはイギリスでは日活ロマンポルノを越えないなと。とにかく役者が全て。


サイコ展開はあまり好きじゃないが、サイコもグロもそこまで目立たない。
これは堂々としたファザコン映画だ。亡くなった父の存在が母娘の関係を濁らせる。父親を亡くした直後に出会った年上の男性が「父性」(階段のシーンなど)から妖しさと危うさを伴う「男性」に自然と変化していくことが丁寧に描かれる。(連弾のシーンの2人のパートの変化などはその典型)
ファザコン的観点での母娘関係というのは程度の多寡はあれ一般的に言えることだと思うので、その部分が一番面白いと思った。結論としては娘は母を破滅させず置き去りにし父を携え(狩りの感覚?)独り立ちする。一見サイコなエンディングだが、最も常識的でありふれた結末だといえる。