このレビューはネタバレを含みます
前のめりで干渉。
マット・デイモンが最期のシーンでノロノロしてるように見えるのが惜しかった。ボタンを押すことが大事、敵がすぐ近くまで迫って来てる、今もうボタンを押せる状態、でもボタンを押した後でどのくらい時間がかかるか分からないっていう緊迫した場面と、ボタンを押すと死んでしまう主人公が、また逢うはずだった女性にもう逢えないことを伝えるというゆっくり感動に浸りたい場面、この2つが不幸な重なり方をしてるように見えた。結果的にマット・デイモンうだうだしてないでとっととボタン押せって気分になってしまった。
でも、その後の「エリジウムは開かれた」ってセリフをあいつが言うところは妙によかった。序盤どっちかと言うと私利私欲で動いてるように見えた登場人物が命を張って行動した末に言ったからかな。