このレビューはネタバレを含みます
こういう「格差」を批判する作品、最近は多い。特にアメリカは「医療」も日本とは比較的にならないくらい格差があるから。国民皆保険の国からしたら、別の惑星の話のように感じる人も多いと思う。
そういった、アメリカ社会に対する「警告、風刺」のメッセージ以外にも、この作品は様々なメッセージを観客に発している。自分が置かれている環境を受け入れ、そこで前向きに生きていくことの大切さとか、親子の絆とか。
SFでアクションもあるんだけど、それより社会派でヒューマン・ドラマみたいな印象が強い。
面白いと思うけど、アメリカ人でないとこの作品の真価を理解することは難しいかも…と思った