マット・デイモン主演、第9地区の監督作品。
近未来の地球。大気汚染や人口爆発でスラム化していた。
一方で富裕層はスペースコロニー「エリジウム」で暮らしている。医療は発達し水と緑が豊かなユートピアだ。その暮らしは地球の人々の憧れだった。
主人公マックスもエリジウムに憧れている1人だった。勤務先の工場での事故で照射線を浴び、余命5日と診断されて解雇される。マックスはエリジウムの先端医療に希望を求めていた。そこでエリジウム行きの切符を手に入れる為に闇商人と取り引きすることになるのだが……。
───────
今作もなかなか汚い画面だった(笑)ディテールが細かく、登場する機体はやたら錆びているし不衛生さがひしひしと伝わってくる。とにかく臭そう……。
そしてナチュラルにグロかった。弱ったマックスが闇商人によってパワースーツを埋め込まれる手術シーンはキツくて見られなかった(というか服の上からスーツ埋め込んでるけど、お風呂どうするつもりだったんだろう…)。あと顔が陥没する人も…。
攻殻機動隊やアキラなどから日本文化の影響を受けていたようで、今作も刀剣や手裏剣、梅っぽい木が登場。
流れもなんとなく第9地区と似ていたけど、どちらかと言えば第9地区の方がポップで好きだな。
