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殺人の告白のkingyohimeのネタバレレビュー・内容・結末

殺人の告白(2012年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

主人公は刑事。
ある夜、居酒屋にいる所、連続殺人犯と出くわす。
殺人犯は居酒屋の女将を殺して逃走、それを主人公は追うが、取り逃がした上に顔に傷をおってしまう。
それから17年後、殺人の時効が過ぎてから自分が連続殺人犯だと名乗り出る男が現れる。
男は犯人しか知らない殺害の様子を書いた告白本を出し、甘いルックスもあいまって話題となる。
その後、犯人に身内を殺された被害者たちがグループとなり、犯人を拉致、監禁する事件が起きる。
助け出された犯人はテレビで主人公の刑事と対談。
その対談の最中に自分が犯人だと名乗る人物が現れる。

途中、刑事に犯人が会いに行き、何事か囁く場面で「あー!」となった。
それで、以前観た藤原竜也が出ていた映画に似てる事に気づき、事の真相が分かってしまった。
どっちが先に作られたのか知らないけど、あまりにストーリーが似てるので、どちらかがオリジナルなんだろうと思う。
二つの映画の違いは国民性の違いだと思った。
今回観た韓国映画の方はどちらかと言うと、重く暗いイメージで過激。
日本映画の方は軽いタッチで作られていて、あまりに過激な場面や残酷な場面はぼかしていたように思う。
被害者がボーガンや毒蛇を使い犯人を殺そうとするなんてのは日本ではあまり考えられない。
それとアクションは韓国映画の方がすごかった。
映画としての見せ場を作ろうとしてるのが感じられた。
日本映画は前に観たのでどっちが良かったとは言い切れないけど、今回観た映画が先だったら真相に驚いていて、もっと評価が上がっただろうな・・・と思う。
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