ねぎおSTOPWAR

ロマン・ポランスキー 初めての告白のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

-
ロマン・ポランスキー組のひとりであるロラン・ブーズローの監督で、ポランスキーの生涯についての対談が収められています。
ファン向けの作品と言えるでしょうか。

身内なので、追及するようなものでないです。好意的な立場から作られていますね。
きっかけはスイスでの逮捕でした。
理由はアメリカからの要請。1977年に未成年者との性交渉を理由に有罪となり、その逃亡犯というのがアメリカ側の主張。そのあたりのことはポランスキー側の言い分だけでなく、被害者の女性の言葉もあるのでよく理解できます。
ただしそれ以外のme tooの件には触れず。

この、アメリカでの出来事をはじめ、妻が殺害される事件やそもそもの生い立ち、戦争体験なども語られ、心から同情を禁じえません。「戦場のピアニスト」という映画がどういう背景から生まれたのかよくわかります。

点はなしです。