あゆぞう

10人の泥棒たちのあゆぞうのレビュー・感想・評価

10人の泥棒たち(2012年製作の映画)
3.9
なんとなく見たら大当り

韓国と中国、男と女の混成窃盗団の話

というとハリウッドのあのシリーズを連想してしまうけれど、負けず劣らずの芸達者、実力派キャスト

女性はキムヘス、チョンジヒョン、キムヘスク、アンジェリカリー

男性はキムユンソク、サイモンヤム、イジョンジェ、オダルス、キムスヒョンほか

それぞれの思惑が異文化、遺恨、恋愛を織り交ぜながらスリリングに描かれる

韓国映画特有のドロドロはほとんどなく、セクシー、アクション、笑い、人間描写のバランスがよくてスタイリッシュ

中盤、話が動き出してからの展開、伏線が回収され、それぞれの素性が明らかになってからのアクションシーンは出色

クライムものは犯罪を扱うわけで観客にモラル的にどうなのこれ?と思わせてはいけないと思うのだけど、見終わってスッキリするスマートな作り

キムヘスとキムユンソクのズッシリな感じもいいけど、チョンジヒョンのコメディエンヌぶりがなかなか

韓国美人といえばINAC神戸のイミナ可愛いと思ったばかりだけど、チョンジヒョンの圧勝
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