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10人の泥棒たちのmimitakoyakiのレビュー・感想・評価

10人の泥棒たち(2012年製作の映画)
3.6
自宅静養中。
インフル感謝祭開催中です。

韓国で大ヒットしたらしいですが、全然知らずにキャストにつられて見ました。

韓国と香港の10人の泥棒たちが、大富豪から大粒の黄色いダイヤモンドを盗もうとマカオのカジノに乗り出して作戦を決行するオーシャンズみたいな話です。

10人がガッチリと信頼と絆で結ばれてるわけではなく、嘘や裏切り、腹の探り合い、私情のもつれなど内輪のゴタゴタもある中で、極悪な敵組織 (というか泥棒自体も本来は悪なわけですが…)との決死の戦いもあり、スリリングなアクションも満載です。

キャストが豪華で、牛骨の似合う俳優キム・ユンソクに、辺見えみりを余貴美子に寄せた感じのキム・ヘス、オモシロ名脇役のオ・ダルス、猟奇的な彼女の頃からずっと可愛いチョン・ジヒョン、イケメン要員のイ・ジョンジェ、韓国のお母さんキム・ヘスクなどです。

10人と言っても、メインは7人の韓国人泥棒で、それぞれのキャラも立ってるので混乱せずに見れます。
ただですね、これまでキム・ユンソクに関しては、牛骨と斧で殺しまくるミョン社長やら、猟奇殺人者の青年と血みどろ対決するデリヘル店長とか、死体損壊をする狂った船長とか、そういう強烈なのばかりを見てきたせいで、どうしてもインパクトに欠けて薄口に感じてしまうんですよね。

それでもアクションはめちゃくちゃ良くて、プサンのアパートで繰り広げられるワイヤーを使ったアクションは、スリリングだしカッコイイしですごく良かったです。
韓国でこんなひどい銃撃戦あるか?って思うけど、敵の組織はマシンガンやら手榴弾とか使ってきて異常に強いのも面白くて、アクションはとても見応えがあり、本作での大きな魅力となっていました。

ストーリーも二転三転していって、え、まだ何かあるん?って思って結構冗長に感じるところがあり、でも肝心のダイヤを奪う作戦の中味がちょっとわかりにくかったりして、その辺の描き方がすっきりとコンパクトになってたらもう少し見やすいのかなと思いました。

あと、プロのスゴ腕集団のはずなのに、内輪で惚れた腫れたとやり過ぎで、そんな狭い人間関係の中で何組もカップル成立すんねんな!ってプロポーズ大作戦でもあるまいし、あの世の横山やすしもビックリすると思いますよ。

こうして文句もアレコレ言ってますが、華麗な盗みのテクニックや作戦が成功するかどうかのスリルや、キム・ユンソクがめちゃくちゃ頑張ったアクションとか、チョン・ジヒョンの健康的なセクシーさとか、いっぱい楽しめました。

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