ブエノスアイレスの無機質な街並みを背景に、30代の孤独な男女が出会うまでの生活を淡々と描いた映画。
ブエノスアイレスは非常に治安がイメージがあるとともに、あまり経済が発展していないイメージがありました。
が、映画で描かれる街の様子を見てびっくり。映画を観てから調べた各種経済指標を見ると、ブエノスアイレスは北京や上海といった中国の都会と同じくらいの経済レベルにありそう。
経済発展すればするほど、30代で結婚していない男女が許容される雰囲気（あるいは周りの人が、未婚者に対して結婚したほうがよい、ということを思っていても、いっちゃいけないような空気感になる）になるようなイメージがあるのですが、ブエノスアイレスくらいのレベルだと、30代未婚が許容されるのかな、と勝手に想像しました。
このほか、本編で印象に残ったのは「犬の散歩シーン」でしょうか。
ブエノスアイレスでは犬を飼う人が多く、10匹以上の犬を同時に散歩させる「犬の散歩係り」が商売として成り立つと聞いてましたが、映画でもしっかりと描かれていました。
