銀幕短評(#358)
「ブエノスアイレス恋愛事情」
2011年、アルゼンチン。1時間30分。
総合評価 75点。
(イケてない邦題ですが、)アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスを舞台に、人生をうまく楽しめていない男と楽しめていない女がめぐり会い、恋に落ちるはなし。もちろんスペイン語です。
脚本がユーモラス、役者がうまい、音楽がいい、カメラが冴える、と 全体の完成度がとても高い。
なにより、高層から低層まで、アルゼンチンの個性的な建造物を次々と紹介してくれるのがうれしい。+5点。わたしは、コーヒーも好きなのですが、地図オタクの建築オタクなのです(建築家になりたかった)。
最近 スマホで帝国書院の地球儀アプリを手に入れて(400円くらい)地球をぐるぐると指で回しながら、家族にその機能の面白さを熱弁したのですが、だれにも相手にされませんでしたとさ。