こういうのとっても自分好み。誰かの頭の中を覗いているような。でも、どこかで体験したことのある感覚。それは普段、言葉では交わさない部分だったり、流れている空気だったり。
カメラの捉えるシーンに見惚れていた。フィルムで撮っているのか、加工しているのかはわからないが、仕草だったり、肌の温度感だったり、映っているものだけではなく、感じる何かがあった。鮮明な映像じゃないのに透明に思った。視点が写真みたいだとも。
そして、台詞も美しかった。考えていたことを綺麗な言葉に落とし込んでくれていて、ちょっと救われたような気分。
また、時間をおいてからみたい。