samurai_kung_fu

ラッシュ/プライドと友情のsamurai_kung_fuのネタバレレビュー・内容・結末

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

生まれつき足が速い人にとって、遅い人の気持ちは理解し難いものだろう。
その逆もしかり。遅い人は速い人が理解できない。努力して研究して速くなってもまだ元々速い人が考えることが理解できない。
絶対に相容れないニキ・ラウダとジェームズ・ハントが互いを全く理解しないまま、それでも互いを意識しあって、自らをさらなる高みへと導けたのは違いすぎるために、同じ部分が多くあることの方が目立つからだ。
考え方は全然違うが、手足はそれぞれ2本あるし、胴体と頭の位置も大きな違いは無い。ご飯を口から食べるし、異性への情愛を持つ習性がある。乗ってる車も同じフォーミュラをベースにした、大きな違いが出ないように設計された車なら、アイツに出来てオレに出来ないワケがない。

車の免許が無く、ゴーカート遊びでもアクセルを強く踏み込めない私にとっては、2人とも理解の範疇に無いのだが、それでも同じ人間だ。
『ラッシュ/プライドと友情』は、それでもみんな同じ種類の動物だと描く。