"賢者は敵から多くを学ぶ"
相反する二人のレーサー、ジェームス・ハントとニキ・ラウダの関係が想像以上に熱かったーー。
ただのF1レースに仕上げない、ロン・ハワード監督の浮かないドラマの作り方。
前半は二人のスタイルをたっぷり描き、中盤では壮絶なシーンから徐々に加速するストーリーの盛り上げ方が、神の域。
迎えるファイナルレースは豪雨の日本GP!
マインドゲームをしたって、二人だけに通じる思いが熱く、ハンス・ジマーの音楽が静かに心拍数を上げていく… こうゆう表現って堪らなく泣けるーー。(ニキの記者会見後のジェームスの行動は必見!カッコイイ--)
このレースで体感する迫力…
エンドロールが終わってもまだ胸を掴まれてるこの余韻、最高です。