銀幕短評(#18)
「ラッシュ / プライドと友情」
2013年、 アメリカ。2時間02分。
総合評価 72点。
1976年までの世界のF1(フォーミュラ1)レースを争う、ニキ・ラウダ(フェラーリ)とジェームス・ハント(マクラーレン)の2人の天才レーサーの永年の死闘を描く。
性格のまったく異なる2人が、レースを重ねるにつれライバル心を強くたぎらせるとともに、いつしか友情で結ばれて 互いを讃えあう。
F1の実話にそった脚本で、俳優の演技、クルマの撮影まで、気をてらわずに なじみやすい。ストーリーの性格上、どうしても笑いのシーンが少ないのがやや難か。公道をアルファロメオでぶっ飛ばすシーンが、わたしにはとても楽しかったな。