まいとん

ラッシュ/プライドと友情のまいとんのレビュー・感想・評価

ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)
4.0
エピキュリアンとストイシズム
享楽主義と禁欲主義
ジェームスハントとニキラウダの対決ですが哲学上の対立が大きなテーマになっています
映像と登場人物の内面がうまくリンクしていてとても盛り上がります
F1の世界はどこか別世界の雰囲気もあり哲学的なテーマを語るにも向いているかもしれません
二人の美学の対決がどういう結論に至るのか、意外な結末まで強烈なスピード感とエンジンのピストンの爆発音で語られます

深く考えなくても楽しめる娯楽映画にも仕上がっています