日本のロンドン?こと木更津で時代遅れのパンクバンドをやってる愛しき四人の若者。
パンクロックなんてもう40年も前の音楽じゃないか。
それぞれの日常でもがく四人が真面目に描かれています。
電線に引っかかって空に飛んで行けなくなっているゲイラカイトのような彼等。
ゲイラカイトって和凧と違って糸目とか尻尾とか全然気にしなくても誰でも簡単に上がるんだよね。
でもかの偉人も言っている。
「凧は風に乗っているから上がるのではない。向かい風だから上がるのだ」
by Winston Churchill
泣くなパンクロッカー達!思い切り逆風に吹かれてクルクルしてしまえ。
君達に偉そうな事を言う周りの大人達だってご立派なことばかりしているわけでも無いんだよ。
君達の目の前にある東京湾アクアラインだって大赤字なんだぜ!
皆んなクルクルしながらも前に進めばいいのだ。
なんてこと考えてしまいます。