ツァイミンリャンの台北とパリ孤独結ぶ時
ツァイミィンリャン監督、劇場鑑賞パンフ購入。
「hole」でカンヌ国際評論家連盟賞受賞後撮った本作。
前々作「河」のキャラを受け継ぎ、
新たな作品にしたてたかのようです。
シャオカンは台北で時計を売ってます。
そこにパリに行く女性と出会い、シャオカンの時計をあげることに。
二人は離れても孤独に意識しあいます。
本作には特別リスペクトゲスト、ジャンピエールレオーが主演。
トリフォーの常連が年老いてでています。
ある意味トリフォーにも捧げている作品なのかもしれません。
ストーリーが分散気味ですが、
ツァイ監督の孤独な物語の進化した展開なのかな?と思いました。
2008年10月12日 レビュー
追記
引退表明した台湾のお気に入り、ツァイミンリャン監督。
ツァイミンリャンの特徴、ズバリ。
カメラワークなし、固定
台詞無し
長廻しみつめる
シャオカン必ず出演(監督のパートナー)
ツァイ監督のパリコラボという側面ありますね。欧州評価高まり、コラボてな感じ。
いつもの殺伐とした感じは、影をひそめ、時計と孤独に寄り添う2人をみつめさせます。
ツァイ作品のなかでは、一番おとなしい作品です。トリュホー好きも公言されてましたね。