何も知らないあのときが、いちばん幸せでした。
このあたりじゃ知らない人はいない、ちょー上流階級で育ったアンは、政治家の父と庭いじりに夢中な母、そしてかわいい弟妹と幸せに暮らしていた。ところがある日家の中でレコードを見つけてから、アンの周囲でバタバタ人が死んでいく!
怖っ!!ちょー怖ぇえ映画です!
ヒトラー全盛期のイギリスが舞台とは言え、ヒトラーはそれほど重要ではなく、予想の斜め上を行く展開。最初に何となく感じた違和感がどんどんはっきりしてきて、やっとそーゆー話かい、と理解したときには、もう完全に疑心暗鬼に。視界に入るやつらが全員敵に見えました。死体たちの死に方がそこそこエグいし、動物病院のシーンはアンの行く末が暗示されてるようで、心から怖かったです。(ちょっと疑いすぎましたが)
日本未公開でしたが、「主人公がロモーラ・ガライにそっくり」「弟がエディ・レッドメインに似てる」「てゆーか妹がジュノー・テンプルにしか見えない」って、全部ご本人さまでした。パパはビル・ナイだし豪華な家族!話もおもしろいのに、何でこんな地味扱いなの?高齢ウォルターずは確かにいらなかった気がするけど。
アンのオシャレレベルが特上。どの衣装もすべて素敵でした。