ロアー

ギャンブラー ニコラス・ウィンディング・レフンの苦悩のロアーのレビュー・感想・評価

3.8
デビュー作「プッシャー」が大ヒットするも、3作目の「Fear X」が大コケして、借金まみれになったレフン監督の苦悩のドキュメンタリー映画。「プッシャー2」の撮影も絡んでくるため、マッツもちょこっとでてくるのでマッツ祭番外編も兼ねてポスト✨

とにかく、発砲タイプの胃薬が常にシュワシュワしてる作品💦作中何錠飲んでたか数えたい😂

もうこれ、映画関係者全員観た方がいいんじゃないかと思う😅
デビュー作が大ヒットしてしまったが故の苦悩。次に作るものは前作よりよくなければ、ってクリエイター全ての悪夢だと思う😓デビュー作品の成功すらなかったことにしたくなってる監督の追い込まれっぷりがかわいそうになるけど、全然鬱い映画じゃなくて、むしろ爆笑しちゃう🤣まあ、今でこそ再起して活躍してるから笑える話ではあるんだけど、これだけ弱いところとか恥ずかしいところをさらけ出せるのも強さだと思うので、監督すごいと思う✨

とにかく、借金がどうにもならなくなって、金策のため「主人公を変えたらいくらでも作れる」って言って「プッシャー2」そして「プッシャー3」のプッシャー3部作が生まれたというマジかよな話😂テレビの取材では、もちろん金のためとか言わずにちゃんとした理由答えてるんだけど、そんな自分を家のテレビで見てる監督の表情とか、ひっかけの質問で次回作のヒント貰おうとしてる司会者に口をつぐむ監督とか💦いや、だってヒントも何もそもそも台本まだ書けてないからねっていう話😂

借金返済とか制作費に当てるので「プッシャー2」は、作っても自分たちに金は入らないよ〜「プッシャー3」まで作って初めてお金が入るけど、そのためには3の制作費をもぎ取らないとだし、その前に2の成功と3のしっかりした台本がないとダメだよねって、何この極限状態😅
テスト前、突然部屋の掃除がしたくなる衝動って外国でも同じなんだと知った🤣この先の人生かかってそうな〆切なのに、突然服とか全部移動して大掃除はじめた監督につい笑ってしまう😂

でもまあ、何とか「プッシャー2」の撮影も始まったしひとまず安心ってタイミングで、仕込みかしら?と思わず疑ってしまう程に強烈キャラのカートが登場して、ここからもう大爆笑🤣

リアルにアングラ社会で生きてきた人を採用しようって、オーディションで選ばれたラース役のカート😂
まず「台詞が覚えられない」って言い出したカートに、監督が丁寧に何で覚えられないのか説明してくれるも、話ちゃんと聞いてなかったり「俺だったらこんな台詞言わないから覚えられない」とか言い出す始末の問題児😅
「ふた言は合ってたよ」って、ハグして慰めてあげるマッツ優しいし、それ以上に抱きしめて赤ちゃんあやすみたいに揺らして緊張ほぐしてあげようとしてる監督が優しい✨

というか、何なのこのカート全面サポート体制😂テレビの宣伝でレポーターが「地で行ける俳優を起用した」とか言っちゃったが故に、今度は「俺は役とは違うのに〜テレビで弁明させてもらえないと街を歩けない〜」って騒ぎ出すカート💦もはやカートの存在、私の笑いが限界なのでやめて〜🤣カートのために俳優あつめて会議するも、主演として監督から意見求められたマッツが正論で賛同してくれてるにも関わらず「マッツ 黙っててくれ」とか遮って喋り出すカートに、しまいにはキャストみんなが監督の話をちゃんと聞いてと騒ぎ出したりと、監督の胃に穴あくどころか胃が破裂するんじゃないかと思った😂

って感じで、下手な映画より全然面白いドキュメンタリー🤣「いつまでも夢みてはいられない」って言った奥さんに対して「夢を見てるからこそ最後に成功できるんだ」って返してた監督素晴らしい👏散々弱音吐いてたのに、そーゆー台詞言えるところに才能を感じる✨

あと演技指導のとこで、自分で書いたくせに「エロくてこんな台詞言えない」とか言い出だした監督がかわいかった💕(そのエロくて言えないの、マッツの台詞なんだけど😂)
なのに「股間触るの抵抗ある?無ければ触って」とか言い出したりするので、やはり我々凡人の理解には及ばないレフン監督の魅力たっぷりのドキュメンタリーです😂😂😂