いののん

ギャンブラー ニコラス・ウィンディング・レフンの苦悩のいののんのレビュー・感想・評価

3.7
横にいるレフン
「FEAR X」で大コケして、借金まみれになって、破産もして、そこから形勢逆転するために、なんとしても「プッシャー2・3」を成功させなければならない。金策に走り回るレフン。大変だ。だけど、このドキュメンタリーを観る限りにおいては、レフンの横にはいつも誰かがいる。アドバイザー(会計士とか)やパートナー(奥様とも、いつも横に並び合う関係)がいて、レフンを支えている。公私ともに、あたたかなファミリーがいる。それってレフンの人柄ゆえのことだろうか。


「プッシャー2」には、犯罪歴があるような素人も多数出演しているらしい。そのなかのひとり、カートはチャーミングなんだけど、台詞を覚えられなかったり、「犯罪歴がある素人が登場」という宣伝文句にイチャモンをつけたりする(そのイチャモンは確かに傾聴すべき点がある)。レフンは、そういった、いわば面倒くさいことにも、丁寧に誠実に対応する。その姿勢は、実にフレンドリー!高圧的なところがない。横に並ぶ友のようだ。カートを家に呼んで、娘ちゃんのおむつ替えしながら話し合ったり、みんなを家に呼んでミーティングしたり、なんて開けっぴろげなんだレフン。


プレッシャー
次作は興行的にも、何としても成功させなければならない。そのプレッシャーやいかに。不安もあるけど、良いものをつくっているという確信もある。ギャンブラー:レフン!とにかく、プッシャー続編が大成功して良かった良かった。レフンの笑顔はかわいい。あー、レフンが奥さんと出会う前に、出会ってたらなあ♪(って、妄想は、ライアン・ゴズリングで何度も経験済みwww)


プシュゥワー
コップの水のなかに入れるタブレット2個。シュワシュワーって。それを、ことあるごとに飲み干すレフン。もしかしたら、それは、ただの炭酸水ということではなくて、胃薬とか鎮痛剤とかの役割を果たすものなのかもしれない。何回も登場したのは、レフンの内心を、それであらわしていたのかも。


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このドキュメンタリーを観たいがために、プシャー----!じゃなくて、「プッシャー3部作」を購入しました。ふーっ、コンプリートするのって大変💦 
でも私は、レフンにまつわるドキュメンタリーが好きだ。知れば知るほど、レフンが好きになる。