ゆっきー

オデットのゆっきーのレビュー・感想・評価

オデット(2005年製作の映画)
3.5
アテフラのJPR 特集にて。
交通事故死したゲイ青年へ何故か強く固執して、自分を同化していく女の話。傑作とは思うが、主役の娘が映画の顔をしていない。

オープニングの交通事故のシーンで突然、あまりにわざとらしく雨が降るのが素晴らしい!相米みたい!
主役がローラースケートをはいて、スーパーの陳列棚の裏からヌッと画面に現れる初登場シーンもよかた!

音楽の使い方がすげーキャッチー。ゲイ青年が彼氏の亡霊をみる夜の車道で、車内でながれるBIG STARが印象的。問題なのが墓参りのシーンでの、スメルズライク~

主役の娘が夜道を空の乳母車押して歩くシーンでの移動撮影が滅茶苦茶いい! あれは、『キャット・ピープル』の同様のシーンのオマージュではないだろうか… すげー似てる。
ゆっきー

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