8さん

マレフィセントの8さんのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
3.5
美しきオーロラ姫に呪いをかけユーモアを隠し味に極めて魅力的なダークヒロイン『ヴィラン・マレフィセント』を描いたダークファンタジー作品。

昔から人間が支配する世界と妖精達の住む平和で美しい世界を統一するのは、英雄か邪悪なものしかいないと言われてきた。

翼を持つ妖精のマレフィセントは、妖精の世界に迷い込んできた人間の少年ステファンと出会う。すぐに意気投合する2人。

次第に絆を強め年齢を重ねていき、恋に落ちていく…

力強い翼を持ったマレフィセントは、妖精界のリーダー的存在。人間の世界を牛耳るヘンリー王は妖精の世界を侵略しようとするが、マレフィセント達の活躍により撃退されてしまう。重症を負ってしまったヘンリー王は、マレフィセントを討ち取った者に娘の王女を与え王座を継承させると宣言する…


『魔法使いマレフィセントがオーロラ姫に呪いをかけた本当の理由とは?』


人間の欲望の醜さが上手く分かりやすく描かれていますね。物語もそこまで期待せずに観ましたが、これが思った以上に良く単純でないキャストのやり取りなど飽きる事なく楽しめます。

エル・ファニングの可憐な笑顔が素晴らしい。呪いをかけた後、あの屈託のない表情が頭に残っていたら間違いなく後悔しちゃうでしょうね。

そして主役のマレフィセントの存在感は圧倒的でしたね。呪いをかけた理由は、今作を観なければ一生知らなかったかもしれません。演技は勿論ですが、いつもの役回りとは雰囲気が違うアンジェリーナ・ジョリーが、ベテラン女優の風格に加え様々な心理描写を繊細に表現しきっていて驚きました。