人間の王国と不思議な生物の王国ムーア国とが対立する世。ムーア国に住む大きな翼を持った妖精、マレフィセントのお話。ある日、人間の男の子ステファンと出会い恋に落ちる。
人間の王は、ムーア国を守り立ちはだかるマレフィセントを倒したものを後継者とすると約束。そしてステファンはマレフィセントを裏切り、国王となった。
ステファンが授かった女の子、オーロラ姫の誕生の祝賀会。怒りに燃えるマレフィセントはオーロラ姫に16歳の誕生日に糸車の針に指を刺して永遠の眠りにつく呪いをかけたのだ。
有名な「眠れる森の美女」をちょっと違った角度から見たこの作品、好きなんです。まずマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)が美しい。一見冷酷な表情の中に可愛さがある感じ、好き。あの翼のデザイン超素敵。似合ってます。命を助けたカラス、ディアヴァルとの掛け合いも面白い。
そしてオーロラ姫を演じるエル・ファニングが、かっ!可愛い!マレフィセントにたじろぐことなくどんなクリーチャーにも屈託のない笑顔で接するあたり、心を奪われます。
ディズニー系のお姫様ストーリーで定番のTrue loves kissに無理やり持っていこうとするところがなんか笑える。強引かよ!でも一捻りあって良い。
ラストも、すっきり。いや、実の父親より育ての母ということかな!続編が楽しみ。