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マレフィセントのchaooonのレビュー・感想・評価

マレフィセント(2014年製作の映画)
3.8
続編前に再視聴したので、レビューも再投稿♪
手直しするほど書くことないけど、前のレビューが情けなかったので加筆♪

『眠れる森の美女』の凶悪ヴィラン・マレフィセント視点から描いたダークな映画かと思いきや、むしろアニメとは全く違う暖かいストーリー展開!
でもだからこその面白く仕上がってる!
ディズニーの新しい展開に感動!

マレフィセントが悪に成り果てた背景や心情を描く!
オリジナルアニメは子供の時何回も観てたけど、妖精だったとは知らなかった!
原作は一応妖精の1人となってるんですね。

1回目観たときは、『眠れる森の美女』との違いに困惑してしまったけど、2回目はストーリーも分かった上で落ち着いて観たので、より感動♪

マレフィセントがオーロラに呪いを掛けるときの「真実の愛のキス」に込められた想いを考えると、怖い復讐のシーンというニュアンスよりも、悲しいシーンで胸が苦しくなった。

アンジーの妖精感を感じる髪を下ろしたシーンも美しいけど、お馴染みのマレフィセントの漆黒エレガントなスタイルはやはりワクワクする♡
頬ボネ強調し過ぎだけど!笑

そしてエル・ファニングの透明感♡
異形のものへも偏見なく興味と愛情を注ぐピュアさ♡
エルちゃん熱が上がった今は更に癒されますね〜♡
あの時代のドレスも着こなしていて、とっても素敵〜♡

妖精たちのフォルムも綺麗で可愛いだけじゃなくて、少し歪でクリーチャー感ある感じも、大人向けファンタジー感が増して良い◎

終盤の展開にもうひと盛り上がり欲しい感じがあって、少しだけ物足りないとこはある。

そして『眠れる森の美女』と言えば、ピンク、グリーン、ブルーの妖精3人の色を巡った諍いが好きなのに、ほとんどなくて残念!ここは実写で観たかったのに!

スリーピングビューティーなのに眠りについてる時間が短い、笑。
王子は役立たずだし、笑。
最近のディズニーの、ただ王子様を待ってるだけのプリンセス像を打ち破って、女性の自立感の盛り込みはさすがです!

意外と書くことあったな、笑。
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