デタッチメント 優しい無関心の作品情報・感想・評価

「デタッチメント 優しい無関心」に投稿された感想・評価

わや

わやの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます



色々な問題を扱ってるんだけど、人によってどこに注目するか変わって来ると思う。


自分は初めてみた時は先生大変だなと思ったし、2回目はブロディと娼婦の女の子の関係のほうが気になった。
他にも夢持つ生徒大変だなとか仕事つらい時の熟年夫婦大変だなとか介護大変だなとか

全部めちゃくちゃ濃かったけど。

この監督全然映画撮らないしめちゃくちゃいろんなこと撮りたかったのかな
as

asの感想・評価

3.5
確かに先生もおかしくなるよね....
ほんと教師の人すごい、、
私なら耐えられません、ダメな親やよくない環境で育った、凶暴で言うこと聞かない子供たち、、

もちろんどうにかしてあげたい、でもそうするにはものすごい精神力がいるし、深く関わりすぎてしまっても甘えや依存が出てきてその子のためにならない、かといって無関心で適当にやっても、子供たちはすぐそれを感じ取るから何も解決しない、もしくはもっと心を閉ざして荒んでしまうかも、、

このバランスをうまく取りながら一人一人の生徒に真摯に向き合うなんてほぼ無理ですよね、、先生1人でなんて抱えきれない。でも親も親だからどうしようもなくて、、
子供は親を選べないから、そんな子達が不憫すぎます、何か解決法はないんでしょうか、、
なくなりそうもない問題、、心がもやもや...
しようがない
エイドリアーン
Chihiro

Chihiroの感想・評価

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優しすぎる…
chica

chicaの感想・評価

3.5
フォローさせていただいてる、なつさんのオススメをやっと鑑賞。

アメリカンヒストリーの監督トニーケイ。

すごくずっしりとした作品。
優しい無関心。
無関心なんかじゃないよ。優しすぎるよ。
いつも心が空っぽで悲しい表情。
彼は何を思っていたのか。
どんな気持ちで毎日生きてたのか。

でもあんなこと目の前でされて、あの場所へ行きあの美しいシーンで少しは救われたの?やっぱり救われてないの?

アメリカンヒストリーもそうだったけど、トニーケイってアップで撮るのが多い。
そして、絶対スムーズに話を終わらせない。何かが起こりそうな予感がじわじわと伝わってくる。

"形はあるけど、中身はない"

お互いのプレゼントを買って交換するシーンはお気に入り。プレゼントを渡す時のブロディの顔がたまらなくお気に入り。
少なくとも私はあのシーンで救われた。
こぜ子

こぜ子の感想・評価

4.7
荒んだ学校に現れたひとりの臨時講師。生徒に怒鳴ることも、何かを強要することもないが、生徒の脅しにも一切動じず言葉で子供を押さえつける力がある人物。
ソファベッドがひとつ、小さなテーブルがひとつ。不必要なものはひとつもない部屋に住んでいるブロディ。
学校と家、祖父が入所している介護施設の3つを回るだけの生活。ある日売春をしている少女と出会う。まだ15,6だろう彼女は、家もなく、毎日男に体を売り生きていた。彼もまた、少女に誘われるのだが、そんな気はないブロディ。なんと家に連れ帰り、食べ物を与え、寝床を用意する。
新しく持つことになったクラスも落ち着き、同僚の女性とも良い関係になってきた矢先、生徒にまで恋されてしまう。

心は空っぽで、いつも悲しそうな顔をしているブロディ。いつも誰かを助けていたが、一番助けたかったのは彼自身なのかもしれない。
何もなくて、愛もなくて、塞ぎこむことしか知らずに生きてきた、ひとりのからっぽな男。複雑に絡み合ったものが心にある人たちを目の前に、彼は何を想っていたんだろう…。絡み合うものも、受け入れるものもない彼は、彼らをどう思っていたのかな。

思春期の複雑な心を持った子供たちに、希望を与えたわけではない。人は簡単に人生を正せるわけではないと教えただけなのか。

まだ見ていないけれど、『ハーフネルソン』(ゴズリング主演)のような雰囲気が漂っているので、もしかすると似ている作品なのかもしれない。朝は教師の顔、正しく子供たちを導く大人。夜は空っぽで何も持つことができない、ひとりの苦しむ大人。

人は誰でも何かを抱えて生きている…。教師までもがダメになってしまう学校って…どれだけ酷いのでしょう。

最後はよかったね、だけれども、その直前までが重く苦しいので何とも言えない…やっと救われた…?救われたのか…?という終わり。
まわりの女性が全員面倒くさいのは、こういう性格で顔の良い人の宿命みたいなものなのか。あの生徒含め、私は全ての女に理解ができない。

とりあえず思春期って面倒臭い…
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