劇場じゃなく、ワイン倉庫で上演されたものをアンジェイ・ワイダが撮影し、映画として編集したもの。
カントールの演劇を字幕つきで見る数少ない方法。
俳優たちはみんな自分の少年、少女時代の人形を身体にくっつけている。出演はポーランドのシルバー劇団クリコット2。
カントール自身も指揮者のようだけど本人曰く音響のきっかけ出しで出ている。
繰り返されるワルツ・フランソワが耳に残り続ける。
記憶の残滓が台詞となって断片的に綴られていく。
と書いていても、よくわからないし、なんども見るものでもなく、おそらく生で見ないとたぶん意味のないものです。
映像資料として。