紛れの無い真実の世界。
病院で勤務しているけど、老いの先にあるのは本当にそれぞれ。
まだ見えぬけど確実にやってくる未来に一喜一憂しながら、その先にある希望も信じていかないと。そして今の内に思い出を沢…
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監督インタビューで、監督が年をとることについて話したことが印象に残った。
老いそのものが恐怖なのではなく、高齢者に対する社会の扱いを恐れている。
自分が高齢者になった時にどう扱われたいのかを考える…
自分を信じていた自分、を疑い始めなきゃいけなくなるときが来るの、つらいな
自分がわからなくなる感じなのかな
けど、認知症になったからと言って何も分からなくなるわけではない。
自分を受け入れて信じてく…
十人十色の人生と終わり。「インチキね」を皮切りに結構泣きました。こぼれ落ちていく記憶と尊厳。大事なことだけわかっていればいいと寄り添ってくれる人がいることは、それが家族じゃなくても幸せだろうなと思い…
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「老い」というテーマについて描いていて、自分の将来について考えさせられた
ひとつひとつの出来事が印象的で切なかったり辛かったりしたけど、モデストと妻ドローレスの雲を掴まえるエピソードがすごく好きだし…
すごくすごく、あまりにも人生について考えさせられるストーリーだった。
ミゲルは最後に、エミリオを失いかけてやっと、愛とか友情とかの絆が芽生えたんだなと思った。
そして、その感情に気付いた後のミゲルの…
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「長いお別れ」という言い方があるのか。一番明瞭で苦しいのは○△□の場面だった。『ファーザー』そして『シャッターアイランド』が頭に浮かんでくる。エンターテインメントではない。この作品から私が得られるも…
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