このレビューはネタバレを含みます
トレマーズシリーズ第三作品目。今度の敵は空を飛ぶ!
監督はトレマーズシリーズで脚本を担当していたブレントマドックで制作は前作の監督SSウィルソンが担う。全シリーズでお馴染みのバートガンマー役のマイケルグロスが主演を務める!
第1作から11年後。グラボイズハンターとして有名になったバートガンマーが故郷のパーフェクションで再び、出現した地底生物グラボイズと死闘を繰り広げるお話。
本作の見どころはグラボイズ、シュリーカーとは違う新種が登場する点にある。シュリーカーが進化した「アスブラスター」がケツの穴から出す発火性分泌液を爆発させ、空中を滑空するようになる設定はシュールで面白い。更に、特殊な電波を感じとるアルビノグラボイズも斬新で旧グラボイズとは違う独特さが好める。そして、初代のメンツも何人か再登場するのはファンにとっては嬉しいサプライズ!
ただ、今回から安っぽいCGが多様されたことにより、チープな作風になってしまったのは大きなマイナス点。CGネタ作品に変貌したのは誠に残念でならない。特撮の良さが際立ったトレマーズだからこそ観る価値があった。