怪物の存在を利用した観光客誘致を始めたネバダ州の田舎町が、新たな怪物を呼び起こす結果をもたらしてしまう。「地中ジョーズ」の恐怖を描いている、モンスター・パニック第3弾。
開放的な砂漠地帯を舞台にして、少人数の住人と狂暴な怪物の攻防戦を描いている、人気シリーズの正当な続編。本編でも同じ歳月が経過しており、銃器マニアのおっさんが主役として登場。怪物狩りのプロフェッショナルになっているところが面白い。
怪物は、地中タイプの「グラボイズ」と地上タイプの「シュリーカー」が同時に出現。さらに、中盤になるとシュリーカーが飛行タイプへと変態する。怪物の表現にはCG合成が多用されており、周囲に溶け込み切れていないところが残念無念。
主要メンバーが替わっているだけで、やっていることは過去作と大同小異。飛行タイプの出現は、続編ものとしては正当進化かも知れないが、型破りな「地中ジョーズ」を心底楽しんでいた側からすると、モチベーションが少しばかり下降気味。
