しゃにむ

オンリー・ゴッドのしゃにむのネタバレレビュー・内容・結末

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

「髪のみぞ散る」

<のど我慢大会 in 畜生の国>
いや〜斬殺おじさんの歌声はまさに優勝にふさわしい素晴らしいものでしたね(白目)



どうも自分にはノレませんでした。ドライヴの時のようなライアン・ゴズリングを期待して観ると肩透かしを喰うと聞いていましたが予想以上に解せぬ作品。漠然と粗いあらすじは把握できたような出来なかったような釈然としないのが本音…今作は観る人を選ぶ厄介な作品だと思います。難儀…ハゲました。

あらすじ↓
バンコクでボクシングジムを経営しながら裏でヤクを売って儲けていた兄のビリーと弟ジュリアン。兄のビリーが若い娼婦をなぶり殺し女の父親に殺される。ビリーを溺愛していた母親は復讐のために犯人を探させると無慈悲に人を殺す警官チャンに行き当たり…

・カラオケの神様
→ 観た人にはカラオケおじさんで意味が通じる警官チャンは裁きの神ですかね。自慢の刀でやたら人を斬殺しますが、個人的に気になったの腕を斬り落とすイメージ。今作の原題は「Only God Forgives」で「神だけが赦してくれる」みたいな意味です。よく犯罪に手を染めるって言いますね。いわば罪人の腕は罪悪に浸った穢らわしいものです。罪を赦すとは腕を斬り落とすこと。チャンは無差別に惨殺していたわけでは無いのでしょう。娘殺しの敵討ちを果たした父親、兄殺しの敵討ちを果たす弟、手を血に染めています。腕を斬り落とすことこそが神の救済…そんな感じでしょうか…詳しい方教え下さい(吐血)

・子宮のイメージ
→ ジュリアン(ライアン・ゴズリング)がマザコンに思えて仕方なかったです。アバズレな母親は巨根のビリー兄貴ばかりひいきしていてジュリアンにお前はそもそも産むつもりが無かった等と酷いことを言います。母親の台詞とは思えない非常な台詞にも関わらずジュリアンは言い返しません。兄殺しの復讐に向かいます。母親は兄殺しの復讐を何よりも望んでいるようです。兄殺しの復讐を果たせたら母親の気を引けるだろうか…ジュリアンはそんな風に思っていたのかなあと。あと無表情で娼婦の自慰を眺めるシュールな(笑)シーンも印象的。この意味不明でシュールなシーンに子宮をイメージしました。惨殺された母親の胎内に腕を突っ込んだ場面こそ母親の子宮のイメージの最たるもの。帰りたいのか。ジュリアンは終始無表情でライアン・ゴズリングらしく寡黙を守ったままなので何も応えてくれないので何とも言えませんが。。

解せぬ解せぬの90分…自分はノるなら乗るドライヴをした方が良さそう。ノるなら御覚悟を。或いは髪のみぞ散る…オーマイヘア。