⚪概要とあらすじ
『ドライヴ』で注目を浴びたニコラス・ウィンディング・レフン監督とライアン・ゴズリングが再度手を組んだ異色サスペンス。
ビリー(トム・バーク)とジュリアン(ライアン・ゴズリング)兄弟は故郷アメリカから逃げ、タイのバンコクでボクシングジムを経営しながら、その裏でドラッグビジネスに手を染めていた。ある日、兄ビリーが若い娼婦(しょうふ)をなぶり殺しにした末、彼女の父親に殺害される。犯罪組織を仕切る兄弟の母親(クリスティン・スコット・トーマス)がアメリカから急行し...。
⚪感想
「母親だからさ」
癖が強い。全体的に。圧倒的に好みが分かれる映画。
映像がオシャレではあるんだけど、怖さと不気味さがある。途中でホラー観てんのかなってなった。
色彩感覚のセンスは抜群だと思う。
セリフが少なく、音楽にかき消されているところもある。
暴力が過剰でエグくもあり美しさもあるような複雑な描写。
一人一人の登場人物が報われないというか不幸すぎて辛い。しかも、感情移入できない。
ジュリアンの母親クリスタルが強キャラ過ぎて無理。チェックインは時間通りにして欲しいし、口が悪すぎる。
ジュリアンへの憎悪強すぎる。
ライアン・ゴズリング演じるジュリアンは寡黙であまり語らずどこか一点をぼーっと見つめてる。両手を見つめたり、結ばせるのは伏線だったのかな。
叩きのめされたあとの姿が痛々しい。
元警官のチャンはイカれてる。もう現役は退いて一般人なのになんでこんな権限があるの...。ビリーに殺された娘の父親に無慈悲すぎるし、悪いのは社会でしょ。
娼婦のマイが凄く綺麗だった。
カラオケシーンは笑うべきなのか、どうなのか。
⚪鑑賞
⚫GYAO!で鑑賞(字幕)。