ゆんぶりっく

バーバレラのゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

バーバレラ(1967年製作の映画)
3.4
宇宙船で1人無重力ストリップをして楽しんでいた宇宙飛行士バーバレラは、地球大統領から、辺境惑星で通信の途絶えた科学者を探す任務を命ぜられる。
訪れた惑星では出会う敵全員に漏れなく捕えられるも、毎度男に助けてもらいお礼に野蛮なセックスをしながらミッションを遂行する。
というバカみたいな話!

シナリオを真面目に追っても仕方がありません。
ジャケットでは勇ましいバーバレラですが本当に誰にも勝ててないんじゃ?ってくらい負け続けます。
対魔忍くらい弱いです。
でも良いんです。
ジェーン・フォンダによる無重力風のストリップ(ぶっちゃけこのシーンの無重力表現はよく出来ているような…気がします)を堪能した後は、様々な衣装に着替えては脱がされ、着替えてはボロボロにされを繰り返していく彼女を眺めていくだけでいいんです。
えぇそれで良いんです。

敵も敵で、なんかよくわからん鍵盤楽器みたいな装置でバーバレラを快楽責めしているような「それクリムゾンで見たわ…」みたいな連中だし、バーバレラの想定以上の淫乱っぷりに機械が熱暴走を起こして勝つというオチだしどこまで行ってもバカでしかないです(褒め言葉)

とは言え皇帝との女同士のシーンがないのが不満ですね!!
そこまで来たんなら見たかったよ!!
というアホみたいな要望とか感想しか出てこなさそうなので、レビューはこのくらいでやめておきます…

最後に、お互い手をかざすだけで出来るという超未来のセックスとやらは面白い設定だなと思いました。
あとオープニング、エンディングが謎にオシャレなのも好き。
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