gungchang15

バーバレラのgungchang15のレビュー・感想・評価

バーバレラ(1967年製作の映画)
4.0
「なんて淫乱な奴だ!」
おフランス製のお色気SFコメディ。

腕利き(そうは見えない)の美人パイロット、バーバレラちゃんが地球大統領の密命を受け、総ファー張りの宇宙船で要人救出ミッションに向かう。ラブ。

本作の魅力は神オープニング「無重力ストリップ」に全てが凝縮されている!!
どう見ても透明なガラスに寝転がっているのを上から撮っているだけのシュールな映像だが、いきなりステーキならぬいきなり全裸。それでいて健康的、というか隠しきれないおバカなノリが漂う。エロなのかバカなのか分からないこの感覚はまるでハワイの定番お土産“ヌードボールペン”をもらったときの感情に近い。

スタローンの近未来SF『デモリションマン』にも登場した「ヴァーチャルSEX」や、水槽で泳ぐ男から抽出した「男エッセンス」をパイプで吸引するマダムたちなど突っ込み要素満載。
極め付けは狂気のムァァッドサイエンティスト・デュランデュラン博士の開発したSEX拷問具「処刑オルガン」と性豪バーバレラの「ぽこ×たて」的な耐久一本勝負。多分オルガンとオルガズムを掛けてるんだろう(苦笑) 、個人的に近年観た映画の中でも稀に見るおバカさであった。

こうしてセックスシンボルに祭り上げられたジェーン・フォンダさん。しかしその後はベトナム反戦運動に参加してCIAにマークされたり、すっぴんで「ELLE」の表紙を飾ったり、自身のレイプ被害を告白して女性地位向上を呼び掛けたりと、御歳八十の現在もバリバリのフェミニストとしてご活躍されている。エロい目で見てすみませんでした。ラブ。