ウォールフラワー=壁の花
「壁の花」とは、パーティーなどで会話の輪から外れている女性。舞踏会で踊りに誘われずに、壁際に立っている女性のことを指します。
この映画では「壁の花」が、主人公チャーリー。
どうでもいいけど壁の花って救いがある言葉だと思います‼︎壁の雑草とかだったら(雑草好きな方すみません笑)完全なる否定の意味になっちゃいますが、壁にあるのはあくまでも「花」なので‼︎チャーリーのように、他の人にも自分にも見つけにくい何かを持っていて、磨けば磨くほど光る。壁にあった花を見つけてくれる人は必ずいるし、中央に持ってきて光を浴びれば、もっと輝く素質がある。そんな意味が含まれているように感じました。笑
【高校登校初日、スクールカーストで最下位に位置付けられてしまったチャーリー。高校では常に1人で行動していたチャーリー。しかし学校のアメフトの試合を観に行った際に、明るいパトリックとその義理の妹のサムに出会い、彼の高校生活は一変した。】
この映画の原作は1999年にアメリカで発売され、10代の若者たちの熱狂的な支持を獲得した。まさにアメリカの若者たちの心を打った「青春映画」といえる映画!日本にある「青春」群像と根本的なところは変わらないが、文化的な違いは若干見受けられた。日本の青い春の象徴である制服がなかったり、高校生がメイクばりばりにキメていたり。ドラックを吸う姿は、日本の「青春映画」にはなかなかないような所のひとつ。
でも、スクールカーストに友達に恋に勉強に悩む姿は日本の高校生と同じだし、リアル!大きな声で友達と面白おかしくはしゃぐことが出来るのが学生の醍醐味ですね!笑
チャーリーがパトリックとサムに出会って、色々なことを経験し、世界を広げて行く様は、我が子の成長を見守るような気持ちで観てしまった。パトリックもサムも、同じような気持ちだったのかもしれない。笑
やがて2人が卒業して、チャーリーがまた独りに引き戻された時は、大切な人の存在が何よりもチャーリーの支えになっていたんだな、と。
チャーリーとサムのプレゼント交換は本当に素敵だと思った。ああいうプレゼントをあげることができるのは、お互いをよく知っているからなんでしょうね~
車の荷台に立つシーン。チャイムが鳴るのをカウントダウンするシーン。この2つは死ぬほど羨ましかった。笑
青春を共有出来る友達が出来たことはチャーリーにとって素晴らしいことです‼︎
作中の曲は全然知らなかったので、ひとつひとつ知っていると、さらに楽しんで観れるはず‼︎
原作を読んでみたくなりました。
あと、「ヒットチャートを聴いてた昔の私、恥ずかしい」(うろ覚え) と言っていたエマワトソンが、有名なデヴィットボウイの曲を知らなかったり、、なんだか高校生ぽいな〜と思った。