やっと観れた☺︎!
普通とはまた違う、だからといってクレイジーかと言えばそうじゃない、むしろまともで自信を持とうと踏ん張るはみ出し者たちの高校生活。
エズラ・ミラーの魅力発揮!
すごいわかる、彼の空気感。
作中で起こること、好きな人がいるのに他の人と付き合うとか、付き合う人の運がないとか、ちょっとしたもつれで距離が離れたり、また縮んだり、それはちょっと私たちにも身近で胸にちくりと刺される感覚。
壁の花だったチャーリーがサムとパトリックと出会って、居場所を見つける。居場所を感じたのは初めて3人でドライブした瞬間。
サムが両手を広げて車から身体を覗かせる。
解放されたようになる。
音楽と画面の構成が上手かった印象。ただストーリーは含みをもたせてカットを繋いでいたりするから、きちんとストーリーを追いかけようとすると多少の推測は必要。ストーリーを端から追いかける必要があるのかという感じもあるけど。
チャーリーがサムに惹かれて、でもサムはなんか得体の知れない年上と付き合ってて、国語の先生に
”なんでやさしい人は自分に対してひどい扱いをする人と付き合うんですか”って聞く。
”自分に見合うと思ってるからだよ。”
”どうしたらそれ以上の価値があるってわかってもらえるんですか”
”試すしかない”
この会話にぎゅっとされた。
映画はふっと人生を教えてくれる。