キングボブ

ウォールフラワーのキングボブのレビュー・感想・評価

ウォールフラワー(2012年製作の映画)
4.5
青春映画の傑作。ドラッグに同性愛など日本ではなかなか考えらえない高校生活のシチュエーションではあるが、非常に爽やかで、ひとつひとつの出来事に対し、共感できる部分が多かった。

内容もいいが、キャストがそれ以上に素晴らしかった。
主演のローガン・ラーマン演じるチャーリーは、個性的で非常に魅力的である。
そしてパトリックやサムなどチャーリーを囲む面々が本当に素晴らしいキャラで、重苦しいテーマを扱っているが、その重さを感じさせない雰囲気を作り出していた。
さらに国語教師のポール・ラッドがかっこいい。最後のチャーリーとの教室のシーンは思わず涙が出てしまったほど。今作で最も好きなシーンとなった。
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