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ロンリエスト・プラネット 孤独な惑星のchibicobicsabicのレビュー・感想・評価

2.0
「クマに襲われるやつだ!!!(゚∀゚)!!」と見切り発車で鑑賞し、
「全然違ぇ・・・」と落胆に加え退屈に流れて行くストーリー、
ガエル君観たさに何とか踏ん張るも”肝心”のシーンを見落とし、
気づけばすでに2人は微妙な感じで「何が起きたのw」と再度確認するも、
再び退屈さが広がり、気のゆるみから再び見落とす。
よし次こそは!と3度目のチャレンジで今度は見事に寝落ちしてしまい、
やはり目を覚ますと微妙になった2人の姿。
「おいまたかw」と4度目のチャレンジで「そこだけ見ればいいじゃん」ということに
やっと気づき、「巻きまーす・・・」とそっと声に出して”肝心の”シーンを観る。

それなのに。呆けた頭で見てたせいか、画面ガン見してるのにもかかわらず
「何が気に入らないの」と”肝心な”部分にまったく気づかず、
「ガエルだぞ!!イケメンだぞ!!!このバカ女め!!」と言いそうになるのを堪えつつ
もう一度確認してやっと気づく。

爆笑である。

何で笑ったのかわからない。けど「あぁ、これかww」と。
わかる。確かにどっちの立場でも「・・・・・・。」にしかならないだろう。
そして思ったのが
「もう帰ればいいのに」という身も蓋もないことだったのである。
気持ちがモヤモヤしたままならばその旅はもう面白くないという答えしかないわけで
これがもし旅の初日なら「嫌な思い出作り」のたびにしかならないわけだけども、
帰るのもちょっとねぇ…という状況なら続けるしかないというセルフ罰ゲームになるわけで
いやはやどうしたものか、っていう。

景色は確かに素晴らしいのかも知れないけど(あまり興味なし)
最後のシーンでは何故かワンダーフォーゲル事件が頭に浮かんで
「クマ来るど!!」と。来そうで怖いヒグマ。
クマなどどこにも出てこなかったのにもかかわらず見終えた後は
勝手に「クマは怖い」という結論に達して満足しました。

リアルな感じでよかったんじゃない?とも言える、確かに。
トレッキングに興味ないからわからないけど、ガイドってあんなに空気みたいな存在なの?
彼は夜それなりのものが体内に吸収されたらよくしゃべるけど
「ガイド」とは何ぞや?

気まずいで思い出したけど
観光地で平日、観光客もまばら。
そんな中乗り込んだとある観光名所で乗ったエレベーターでガイド役のお姉さんが
一生懸命案内をする。
他に乗った人はいない。もうこの時点ですでになんとなく漂う気まずさ。
というより、手持無沙汰感が半端ない。

カップルVSお姉さん。
立ち尽くすカップル。喋るお姉さん。
気まずさに咳払いもできず息苦しくなるカップル、まくしたてるお姉さん。
パンフレットもなくどこ観ればいいかわからず、完全に挙動不審のカップル、
もうやけくそ気味に無表情でがなり立てるお姉さん。

平日は案内役いらないと思うの。
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