しちみ

江ノ島プリズムのしちみのレビュー・感想・評価

江ノ島プリズム(2013年製作の映画)
3.2
全然見る予定なかったし、福士蒼汰も本田翼も野村周平も別に好きなわけでもない。どちらかといえば恋仲を思わすキャストに見るのを躊躇ってました。

ですが時間に空きができて期待値ゼロでの鑑賞。
序盤らへんからずっとなんだこのB級映画とふてくされて見てました。
福士蒼汰もかっこいいけど別に演技が飛び抜けて言い訳ちゃうし、本田翼もなんで茶髪なん!?てな感じで。

全体的に安っぽい感じがするし、江ノ島って題名に入れるならもう少し江ノ島ぽさを出してほしかったな〜。江ノ島は好きでよく行くけど撮影場所としては江ノ島より鎌倉って感じですね。江ノ島にあるタワーが出てくるところ以外はなんとなく江ノ島みたいな。
正直演技もみんな中途半端だし、半分ぐらいみて あ〜もうやめようかな〜状態。笑

でもこの手の話は個人的に好きで諦めず粘った。そしたら中盤らへんから演技どうこうとかじゃなくてストーリー性にやられてしまった…!!
そして見終えて思ったのは私がどうかな…と感じていた部分を含めてこの映画の良さなんだな〜と痛感。
安っぽい感じも演技が中途半端なのもなんというか青春の青臭さによく合っていた。

映像は良い意味で綺麗すぎず、リアルで落ち着きのあるものでした。予想していた結末と全く違って驚き。3人揃ってハッピーエンド!幸せ!リア充!ヘイヘイヘイ!って感じかと思っていたのに…。不覚にもちょっとだけ泣きそうになりました。

修太の複雑な気持ちをもう少し入れてもよかったかな〜とも思う。
もし、自分だったら迷いなく自分を犠牲にしてまで他の2人の幸せを願えるだろうか…?
大好きな人も、大切な人も、全部『自分』にとって大好きであり大切である。
それが自分とは全く関わりのないものになってしまったらそれを大切と思えるのか?大好きだと疑いもせず言えるものか…。
そんな風に考えていたのだが

『俺の知らない朔でも生きててほしいから。俺の知らないみちるでも笑っていてほしいから。』

このセリフに全部持って行かれた。血の繋がりがない他人に対しての無償の愛とはこういうことを言うのだろう。

終わりには良い映画だな〜!と思ったがやっぱり色々と足りてないのは事実かな〜(^_^;)
京子ちゃんのよく分からない立ち位置も後々気になるし、おばさんが最初に言ってた忘れられるのが一番悲しいから…っていうセリフと結末が真逆過ぎやしないか??それはそれでいいのか?
プリズムもそこまで食い込んでくるほどでもないし、ラストシーンは明らかに不自然な感じもしたな〜(笑)
突然海にいる人に話しかけてガラスもらってありがとう!ってならんやろ〜(笑)

と、まあ!色々と思う節はあったけど見て良かった!! 時間と思い出と人との繋がりの切なさを感じた。
期待値ゼロだったから尚更いい映画で終われて良かった〜。
気になってる人は是非見てみてください!