ももさく

江ノ島プリズムのももさくのレビュー・感想・評価

江ノ島プリズム(2013年製作の映画)
4.0
修太は幼馴染3人仲良しだった頃の夢をみて目が覚めた。

修太は朔の三回忌、朔の部屋で朔が亡くなるまでの過去を振り返る。そこで朔の母親に朔を忘れないように何かもらってと言われ手にした物は…。

プリズム→元は角柱と言う意味。よく磨かれた平面を持つ多面体。光が七色に変化するのが美しい。

タイムプリズナー→何十年も時の流れにおり時間の中にとらわれているので別の時間から来た存在が分かる。

城ヶ崎修太 (福士蒼汰)予備校生。高校時代はバスケ部。

木島朔 (野村周平)幼い頃から体が弱かった。

安藤ミチル (本田翼)修太と朔の幼馴染。

今日子(矢作穂香)修太の退行催眠中現れる謎の大人びた高校生。図書館の本は全て読んでいる。

松戸先生 (吉田羊)修太を頻繁に誘うオカルト研究会の顧問。タイムパラドックスの事にも興味あり、催眠術も得意?。

木島芳恵 (赤間麻里子)朔の母親。

城ヶ崎仁美 (西田尚美)修太の母親。

「ひょっとすると今より最悪な未来になるかもしれない」

洋画の「バタフライエフェクト」を見た時に、これを見直したくなったが忘れててdtvに配信されてたから久々に見てみました。

月9ドラマ「恋仲」を知った時、この映画を先に知っていたので、え?って思った。共演した全く同じメンバーの3人が、これまた似たような関係性で…沢山の女優や俳優がいるのに何故に…と思ってしまったのが第一印象。

時計、江ノ電、トンネル、きのこ、オカルト研究会、理科室、手紙、花火も印象的。

何だ!このオモチャの時計!そんなちゃっちい感じあっても私には気にならん。青春ですよ!大切な人の為に幸せな未来にしたい!そんな想いしか主人公の修太にはないんだろうなぁ。今日子と語り合うシーンがとてもグッときました。

一つだけ突っ込ませていただくならばミチルが隠してる事が大した事ないのだから言えばいいのに!って所だけ気になったくらい。

初めて見た時は、まだバタフライエフェクトも見てなかったから比較する映画もなく電車に乗ったあの瞬間すっごくすっごく胸が苦しくなりました。

なのに、まだ切なくするか〜!くぅ〜!はぅ〜!ってなるくらいの終わり方!。果たして自分がその立場になった時どうする?

本当に愛のある素晴らしい映画です。

挿入歌 →竹澤汀「海の見える街」

エンディング →RAM WIRE「何度も」。