前作で当選したが自民党を離れた山さんが、今度は完全な独立候補として大震災直後の川崎市議選に怒りの出馬。
11年の川崎市議会議員選挙を追った想田和弘監督の観察ドキュメンタリー。
選挙運動といっ…
前作とは異なり、全てのしがらみを投げ捨て、3.11後、最初の市政に出馬した山さんの観察映画。前回と比較し、別にどちらが良く、どちらがダメとは思わない。組織に属し、代表になるってそういう事。唯こちらの…
>>続きを読むこれはね、すこぶる面白かった。
もちろん「選挙」から観るべきだよ。
観たほうがいい。対比できる。
誰かが書いてましたが、
「選挙」は、「組織」があって「思想」がない戦い。追われるまま、個をなくして…
前作から5年、原発事故を通して「こじれた」山内氏のキャラが立っており、「ゆきゆきて神軍」の奥崎謙三を思わせる。撮影を拒む、人を見下した態度の腐った政治家も含め、登場人物の強烈さが光る、楽しいエンター…
>>続きを読む1作目と対照的な『選挙2』
ここでは自民党という巨大な政党に飲まれた山さんの姿はもういない。
前作から4年後の2011年。震災直後の4月の川崎市議会選挙の舞台に立っている彼は、冒頭から怒りを露わにし…
議員経験者の泡沫候補、所属政党である民主党を名乗らない候補。
相も変わらずエア街頭演説。
ドキュメンタリー映画を理解しない自民党のベテラン先生。(後ろめたいことがあるからあんなに拒むのか?)
監督を…
個人的には、2の方が好きですね。前作は、ある意味当選することに魂を売ってしまった人の話で。2は、大地震により正義に目覚めたので組織を離れ一人で金のかからない選挙に挑む山内さん。子供も生まれ、彼のシー…
>>続きを読むハクスリーの『すばらしい新世界』のディストピアを観ているような違和感を感じた。
『選挙』で自民党候補者として市議会議員選挙を戦う姿を映された山内和彦さんが、その数年後、無所属にて同じ選挙区で出馬し…