過去に3人ぐらいにオススメされたことある気がする本作。
窪塚好きやから見たいなあと思ってたんやけど、やっと鑑賞したよー。
うーん、ゆるい。
あたしはこういう感じの邦画(インスタント沼やめがねなど)を見た時にすぐ「ゆるい」って言葉を使ってしまうんだけど、実はそれはあんまりよくないと思ってて、何かこう、負であれ正であれ、語るべき色んな事を「ゆるい」という言葉に投げてしまってる気がするんだよね。
何か難しい話なんだけど、そうだなあ、5.6年前にね、小学校から仲良い友達が「何事も"シュール"で片づける奴が嫌い。お前が思うシュールって何なのって思う。」って言ってて、"あ、あたしも今まで色んな事をシュールという言葉に任せてきたかも"って思ったんだよね。その類の話で、「ゆる邦画」とかいう言葉ってよく使っちゃうけど、ゆるいって何だろうねって自分で言っててわからなくなる時がある。
あ、これ見て「ゆるい」と「シュール」使いにくくなった人がいたらごめんなさい。私の使い方が悪いだけで、要は使い方次第だと思います。
見始めてすぐに、「あ～。何か多分これあんま好きじゃないなあ」と思った。小出しにしてくる笑いが全然ツボに入らないものばかりだったので。福田雄一みたいにゴリゴリに笑わせにきてそれがツボに入らないのなら「しつけえ！」って一蹴できるしもはや清々しいんだけど、この手のナチュラルな話題がツボに入んない時ってなぜかこっち側の負みたいに思える。あ、笑えなくてスミマセン。つって。
でも屋外すき焼きはやるっきゃねえと思う。
