emily

バレエ・シューズのemilyのレビュー・感想・評価

バレエ・シューズ(2007年製作の映画)
3.2
1930年代のロンドン、化石研究科の叔父は、研究で海外を訪れるたび身寄りのない子供を連れて帰り、姪のシルビアが子供たちの面倒をみる羽目に・・肝心の叔父は消息不明で、貧しいながらも子供達はバレエスクールに通い、夢をかなえようとする・・

 キュートでコミカルでテンポよく、瑞々しい少女達の姿と現実が交差しながら、お互い助け合い、時にはお互いを思い過ぎてすれちがったりしながら、血のつながりのない少女3人と大人達が身を寄せあいながら成長していく、さらっと見れて爽快感を残してくれる作品。すべての人に幸せが訪れるラストになっており、まるでおとぎ話のようにテンポよく物語は進み貧困の暗さは全く感じさせない。誰かが誰かを思いやる事で物事は上手く収まり、時に身を任せればすべては良い方向へ転んでいく。どんな困難に陥っても他人を思いやる心を忘れてはいけない。立派に夢を持ち成長していく三人の少女達。。ポーリンを演じるのはエマ・ワトソン。そのかわいさをしっかり堪能できる作品になっている。
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