shibamike

色情妻 肉の誘惑のshibamikeのネタバレレビュー・内容・結末

色情妻 肉の誘惑(1976年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

ジプシー占いを受けたところ、すったもんだのエロい事件に巻き込まれるヒロイン。

印象的にオウムが登場するのだが、
その鳴き声が「おはようー!」とか「ぼくキューちゃん!」ではなく「ファック!」という火の玉ストレート。
新手の動物虐待だ。

ババアみたいなジジイの占い師がヒロインに占いの結果を告げる。
「男とヤラなきゃ死ぬよ。」
という細木数子の師匠かよと思わせる占い。
(「あんた死ぬわよ」、懐かしい。)

死にたくない妻が、夜自宅にて夫に迫るも相手にしてもらえず、持て余し自慰に耽る。
夢中のあまり喘ぎ声をあげると、外の野良猫達も発情して「フギャー!フギャー!」と荒ぶりだし、窓をそっと閉める(笑)何なんだ一体。不吉な予感?

友人らしき碧(みどり)さん家でいきなり男女に襲われたと思ったら、襲われてる最中「堪忍してっ!」とキャラ設定と違うであろう言葉がヒロインの口から飛び出したり、碧さん丁度帰ってきたけど、普通に相手を素通りで逃がすガッカリぶり。
てか、最後碧さんどうなったの?

あったはずの占い部屋が消失したり、
ちょっぴりサスペンス要素もあったが、普通に超常現象らしく肩透かし。
あのジジイ占い師はホンマもんの霊能力者なんだね。
そもそもジジイがヒロインとヤリたかっただけだろ、これ。
夫とヒロインが激しく求め合うのを窓から覗き、寂しそうに立ち去るジジイ占い師。

映画館には若いカップルが何組か来場していた。
「君らは帰ったらヤルのか?熱く燃え上がるのか?」
と問い詰めてみたい気がしたが、ただのキチ○イだと思いとどまり、とぼとぼ帰った。
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