静かなる叫びの作品情報・感想・評価

「静かなる叫び」に投稿された感想・評価

実際にあった銃乱射事件をもとに描いた白黒映画です
同じシーンを犯人視点、生存者男性、生存者女性と視点を変える構成と、不可思議なカメラワークや長回しでみせる作品

特に台詞もないただの日常だった日を淡々と描いているからこそ観ている側の想像を刺激してくる
見終わった後はすごく悲しい
K

Kの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

反フェミニストという立ち位置で十数人も殺せるものなのか、、無駄を省いた展開のせいか彼にとってそれ程までに重たいテーマだったのだと伝わってこなかったなぁ。
後で調べよう。

物凄く自分勝手なイメージだけれど犯罪を起こす男性って理系出身者が多い気がする。映画界の有名悪役も理系寄りの賢いヴィランズが多い気がするなあ
Arimarks

Arimarksの感想・評価

3.4
一切無駄がない77分。
全編モノクロ。
犯人の最期の姿が強く印象に残る
Shuu

Shuuの感想・評価

4.5
『灼熱の魂』のドゥニ・ヴィルヌーヴが、実際に起きた銃乱射事件を基に描いたドラマ。モントリオールの大学で、男子学生が銃を乱射し14名の女子学生が死亡した事件で重傷を負った女子学生と学生を救った男子学生が、もがき続ける姿を映す。出演は『スティッチ』のカリーヌ・ヴァナッスや『追跡車』のセバスティアン・ユベルドーら。モノクロ映像で表現される世界観に引き込まれる。

1989年12月6日、カナダ。モントリオールの理工科大学に通うヴァレリーと友人のジャン=フランソワがいつものように学校で過ごしていると、ある男子学生がライフル銃を女子学生に向けて発砲する。構内は一瞬でパニック状態となり、最終的に14人もの命が奪われてしまう。重傷を負ったヴァレリーと、負傷した学生を救ったジャン=フランソワは心にも深い傷を負い……… 。

モノクロな映像により、静けさを表現して悲惨な事件をパニック映画にさせないヴィルヌーヴ監督のテクニックが凄いです! 人の心に持つものを巧く表現していました。驚異の「ドゥニ・ヴィルヌーヴ祭り3連続」でした。もうあなたにはお手上げです^_^
鑑賞記録
リコ

リコの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

3人の視点から見る社会派

男友達が死んじゃうのやだったな
ウゥッ....
小僧

小僧の感想・評価

4.0
実際に起きたモントリオール理工科大学虐殺事件を基に、架空の登場人物で描かれた社会派作品です。
女生徒を次々とライフルで射殺する…凄惨な事件を扱っているのですがスプラッターのような過激さはなく、むしろ抑えられた台詞と余分な説明が一切排除されているので、全編に渡り静寂な空気に包まれた映画です。

過剰な演出が抑えられているからと言って淡々としたドキュメンタリー調にはなっておらず、全編モノクロで撮影された硬質で美しい映像と、77分と極限まで削ぎ落とされた無駄のない構成で映画として完成度が非常に高いと思います。

加えて犯人役や犠牲となる生徒を演じる役者の演技(表情・動き・眼つき)が胸に迫るほど素晴らしいです。
なぜこのような凄惨な事件を起こしたのか、犯人の動機を無駄に掘り下げず、非常に身勝手で空虚な感情が静謐な映像と相まって恐ろしいリアリティが表出しています。

このころからヴィルヌーヴはすごいんだな…と驚きました。胸にガツンと残る作品としては続く「灼熱の魂」で極まりますがこちらも素晴らしい作品です。
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