もうひとりの息子の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 18ページ目

18歳で両親が違うという事実を突きつけられるのはかなりキツいのにヨセフとヤシンどちらもいい奴過ぎるので後半ボロ泣きでした。
母親は強しというか受け止めてるけど、厳格そうな親父同士はしばらくオロオロし…

あまり取り上げられないのが勿体ないくらい、いい作品だった。

各々の熱量がせめぎ合って、溶け合う感覚はそれがフィクションと分かっていても、現実にも解決の糸口があるように思わされる。

一人でも多くの…

二人のお父さんの所在のなさがたまらなかった。

これまで観たことのあるパレスチナ、イスラエル問題がベースにある映画から、最後に悲しいことが起こるかと思っていて、実際にそんな予感が漂いながら話は進んで…

親子だと思って生きてきた息子の入隊検査がきっかけで、赤ちゃんの時に取り違えられていた事がわかる。

日本でも取り違えを題材にしたドラマはあったけど
海外になると、親子の気持ちの葛藤だけでは済まない。…

赤ちゃんの取り違え。
当人たちもその家族も、受け止め難い。
それまで信じていた人やものとの間に突然できる隔たりや気まずさ。
自分が何者であるか、不安や否定。

これに、依然として燻るパレスチナ・イス…

　イスラエルとパレスチナの国民レベルでの対立構造の真髄をついている映画

［内容］「生まれた時からずっと信じていた自分のアイデンティティが偽りであったとある日気付いてしまう。自分の真のアイデンティテ…