“やましんさん”選定の第21回“みんかい?”作品は「もうひとりの息子」。
24年も前の話になるけれど、私は男の子を出産した。初めて子供と対面した時に本当に我が子か?確信が持てず、他に男の子の出産は…
『母さん、僕は『敵』ですか?それとも『息子』ですか?』いきなりこのキャッチコピーに息をのむ😣。
日本でも『そして父になる』で描かれた新生児取り違えをテーマに、その両家族の苦悩を描き、家族の絆を問い…
このレビューはネタバレを含みます
私たち日本人が想像もできないくらい、あの人たちにとって、
「アイデンティティ」って大事なんだよな。
「おまえはもう人間じゃない」って言われるようなもんなんだろうな。
パーティーに誘われた時点で、…
国同士は敵対し、文化、言葉、宗教も違う二家族。そして二人。
母と父、息子同士はそれぞれの立場で相手を理解しわかり会おうとしながら自分達のアイデンティティーも模索していく。
くしゃくしゃにされたコ…
あってはいけないお話
それもイスラムとパレスチナ人
母親はやはり母親
状況をすぐに溶け込み
本当の我が子を愛することができた
父親は体裁を守るのに必死で子供の前で素直になれない。
戦争も男のプライド…
このレビューはネタバレを含みます
「そして父になる」のような映画かなと思ってみましたが、状況はより複雑。国籍も言語も宗教も違った、自らのルーツに向き合っていく2人とその家族。
文化的背景や政情などの前提知識があればより思慮深く観れた…
取り違えというただでさえヘビーな問題に人種や宗教が絡んで大変な内容だった。しかし重苦しくなりすぎることはなく、テーマのわりに描き方は爽やかだったので心折れることなく鑑賞できた。
それらの問題にもっと…
「そして父になる」は感情的に嗚咽した記憶があるので
心して見たけど、
そこまでにはならず、
逆に静かにもっと深いものを感じられる
いい映画だった。
私の関心ど真ん中が舞台になっているのもあり
イス…
「テルアビブに暮らすフランス系イスラエル人の家族。18歳になった息子が兵役検査を受けた結果、実の息子ではないということが明らかになる。湾岸戦争で混乱していた18年前、生まれた病院でパレスチナ人家族の…
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