もうひとりの息子の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「もうひとりの息子」に投稿された感想・評価

ゆかり

ゆかりの感想・評価

3.5
二つの国の背景をよく知らなくてお兄ちゃんヒドイって思ったけど、仕方ない反応なんだろうなー。
赤ちゃんの取り違え、本当にあってはならないこと。
是枝監督の「そして父になる」よりも子供が成長しているから少しはましなようだけど、ユダヤ人とパレスチナ人とうう民族の問題があって簡単ではない。
民族、宗教の問題は深い。日本にいるとわからない。
けいこ

けいこの感想・評価

3.5
揉めに揉めるかと思いきや、意外と穏やかな展開だった。かわいそうだったのは、兄からは元より父親からも温かい言葉をもらえなかったヤシンかなあ。分別あるしめっちゃイケメン。あんな兄ちゃん欲しいわ。
yuri

yuriの感想・評価

3.7
その人の人生を大きく変える、とても人道に反したミス。人の生を扱う産科には、丁寧な仕事や姿勢を大切にして頂きたいですね。
kazu

kazuの感想・評価

3.7
記録

戦争の中病院で出産した2人の母。
爆撃を受け混乱の中赤ちゃんは取り違えられ異なる母の手元に‥
1人はユダヤ人として
もう1人はパレスチナ人として成長していく。

問題が深くて心配したけどそれぞれの母が正しい考えの人で救われました。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

3.9
設定は過去小説などでも使われてきた<赤ちゃん取り違え>。
是枝監督の「そして父になる」的な今作ですが、何しろイスラエルの子とパレスチナの子だもんでさあ大変!
湾岸戦争の折、ミサイル攻撃から非難する際に起きた間違い。
片や父が軍人で、息子も軍を志願していた。

人種的政治的なギャップはさあどうなるか!?

****************

以下、映画をご覧になった方、たぶん観ない方(?)はお読みください。





もう大変なことに発展するのではないかと思っていたら、意外に結論に向けておとなしい展開。混乱した状況も、父と父、本人同士と急進的な兄らが徐々に和解へと向かう。結局はどの国でも占領状態でも親子は親子であり、親は親を理解する。
最後選んだ道はやや遠回しな提示ですが、この状況がイスラエルとパレスチナの和解に向かうといいなと。この映画が双方を落ち着かせ、自分たちを顧みるきっかけになったらいいなと思います。
chip

chipの感想・評価

3.9
18年前に起きた、病院での赤ちゃん取り違え事件。家族だと信じていた人たちが他人だった…
それも、ユダヤ人とパレスチナ人の、対立する人種同士の取り違えって。。
高い壁に阻まれた両地。

事実がわかってすぐに、入館拒否するユダヤのモスク。実はパレスチナ人だったヨセフは、昨日まで祈りを捧げていたのに。

ヤシンの兄は、弟と口もきかなくなる。
兄はパレスチナ人、ヤシンは実はユダヤ人だから。

手のヒラを返したような…
人種と宗教の壁、日本では考えられないこと。

でも交流するうちに、次第に心が近づく両家族のようすは、良かった。
イスラエルの街を、物珍しそうにキョロキョロしながら歩くヤシンの兄が微笑ましい。都会を見たのは初めてだった彼。

ラスト、ヨセフが言う。
「僕は、君の人生を歩めたかもしれない。
でも僕は思う。
歩み始めたこの人生を、君のためにも成功してみせる。
僕の人生を歩む君も同じことだ。必ず成功しろよ。」

取り違え、この不運な出来事を恨まないで前向きに捉えるヨセフが爽やかに感じた。
Yuko

Yukoの感想・評価

4.1
「そして父になる」と同じ、子どもの取り違え事件をモチーフにしながら、二つの家族の間には、是枝映画とは比べ物にならない壁がある。イスラエルによるパレスチナ占領、民族間の壁だ。
テルアビブで裕福な軍人の息子として育った一方の息子が、生みの親を訪ねに、アラブ人の優しさ、コミュニティのつながりを感じながら壁の向こう側に行くシーンは感動的。
是枝映画よりもはるかに批評性、社会性を感じさせる。
子供の取り違えの話。おまけにユダヤ人とパレスチナ人との取り違え。住む地区も違う、宗教も違う、いがみあう民族同士の取り違えにより、二人つの家族は翻弄される。イスラエル・パレスチナ問題について考えさせられる良作。

しかし、この興味深い設定ながら、とうの二人は意外と事実を受け入れ、後半はおさまるところにおさまっていき、穏当な結末となっている。結末は同じでもう少し心理的葛藤の過程などを描けたら、深みのある作品になっただろう。現実のパレスチナ問題や問題の重さを考えると、後半のあっさりとした終わりは若干拍子抜けだった。

テーマについては是枝監督「そして父になる」と同じ。「もうひとりの息子」の方が問題が複雑だが、心理描写については「そして父になる」の方が丁寧に描かれている。

このレビューはネタバレを含みます

ヤシンのお兄ちゃんにハラハラしたけど、なんかいい感じに終わってよかった…

「そして父になる」でもそうだったけど、父親のほうがなんやかんや悩むんだねぇ。
まあこっちは人種やら宗教やら絡んでさらにややこしいけど…


どっちの息子もいい青年に育っててよかったわ…