引退して落ちぶれた元サッカー選手のハートフルな再生ストーリー。
まず豪華なキャスト陣に驚く。ジェラルド・バトラー、ユマ・サーマン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズなどなど…。正直言ってこんな凄いキャストでやる内容ではないけれど、豪華だからこういう普遍的なアメリカらしいご都合主義ドラマでも、なんか見れちゃう部分もある。
ただ、それを踏まえても展開はちょっと荒い。悪くないんだけど、常識人のキャラクターが極めて少ないから、全体を通して腑に落ちない場面は多め。個人的には「え、それでええんか?」っていう感覚がずっと薄っすらあるみたいな。
あと、コメディだからあんまり気にしすぎずに見るのが正解なんだろうけど、サッカー要素がちょっと自虐的。ストーリーとは関係なく、アメリカでのサッカーの扱いに色々と思うところはありました。