恋愛モノのゾンビという斬新な切り口な作品。いやいや、ゾンビはわーきゃー言ってなんぼ論でしょ...!
ごめんなさい、ハートウォーミングで素敵な青春ゾンビでした。むしろ、ガイコツ君含めてわーきゃーは要らない気がします。どっぷり人間とゾンビを描いて欲しかったかな。
物語の語り部がゾンビという、ゾンビの日常が物悲しくも笑える感じでスタート。ゾンビも思考して、生きて(?)、少ないながらもコミニュケーションをとって過ごしてます。世界観の発端がわかりませんが、異文化交流としても観られて面白いです。銃で撃ったり相手を食べちゃったりもしますが。
なるほど、「R」と「ジュリー」の恋の物語。象徴的なシーンもあり、いつ名前を言うかなーなんて楽しみもあったり。
だからこそ「人間」と「ゾンビ」だけの世界で良かった気がしてなりません。ガイコツ君可哀想すぎる。ラストのコメントも非情すぎて笑えました。
手を取り、相手を感じ、夢を見る。最高のシーンでした。ゾンビ友達のドクンのシーンも素敵。もっともっと掘り下げてほしくなるもどかしさ。良かったです。