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珍説忠臣蔵のLEONkeiのレビュー・感想・評価

珍説忠臣蔵(1953年製作の映画)
2.5
昔は毎年この時期と言えば『忠臣蔵』を観る事が風情と言うものだったが、いつの頃からか跡形もなく消え去った赤穂浪士たち。

そうは言いながら自分も『忠臣蔵』を毎年観ていた訳でもなく、偶然と言うのか赤穂の浪士が呼び寄せたのか『珍説忠臣蔵』をYouTubeで観てしまった。

そう元禄15年12月14日(旧暦1703年1月14日)、今日まさに吉良邸に侵入し赤穂浪士が討ち入りした日である。

珍説と言う通り馬鹿馬鹿し忠臣蔵ミュージカルコメディと言うべきか、吉良上野介と瓜二つを見つけ影武者とし討ち入りを阻止しようと…。

元禄時代にも関わらずギターを弾く流しや赤穂浪士の着物に背番号を付けたりと破茶滅茶ではあるが、前半の大石内蔵助が京都の遊郭で遊ぶ豪華絢爛なシーンはハリウッドのミュージカル映画のよう。

しかし時代が変われば季節の風物詩も消え去り、365日いつでもどこでも変わらぬ事が良いのか悪いのか..★,
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